大分・別府の老舗遊園地
ラクテンチの中で40年以上続いているという
あひるの競走を見に行きました。
※批判的な疑念をぬぐえなかったので
ラクテンチに対していい思い出を抱いている方にとっては
少々閲覧注意な内容です。
ラクテンチ近くの
おすすめあひるカフェはこちら
競争の様子
メインゲートからケーブルカーに乗り
乗り場のすぐ近くにあります。
ケーブルカーは
1時間に3本ほどの運行なのですが
その着時間に合わせて
おじさんとあひる達が待機しています。
観客が集まったら
ゆるーくレースをスタートさせます。
躍動感あふれる静止画となりました。
動画はこちらをご覧ください。
レースの種類は3種類あるようで
普通の徒競走とパン食い競争と障害物競走。
主に徒競走とパン食い競争の2パターンで回しているようでした。
しつこく10レースぐらい見ていたので(笑)
障害物競争は私の去り際に1回あったようです。
感心したのは
パン食い競争前に
「ここにパンを置きます」
とあひるを連れて目の前に置いていくのですが
あひるたちが食べずに「待て」ができていることでした。
あひるのしつけって不可能だと思っていたのですが
どうやっているのでしょうか…?
レース終了後に羽繕いをする選手たち
賭けシステム
1賭け150円になります。
何色の首輪のあひるちゃんが1等になるのか予想します。
おじさんに150円を払うと
こんな紙切れを貰えます。
景品はこんなラインナップ。
近くのあひるカフェで購入できますとは大声では言えません。
2賭けしましたがなかなか当たらないものです。
少しでもあひるちゃんの肥やしとなり、幸せに過ごせますように
と思っていくらでも賭けようかと思いましたが
キリがなさそうです。
賭けなかったら
おじさんから賭けないの~?と言われましたが
カバンの中に入っていたカフェの購入品の袋を見て
「カフェに行ってきたんだね、よかったでしょあそこ」
と許してもらえました。
思うこと
※以下、あひる飼い経験がないものの
飼ってみたいなと思って少々調べて
知識をかじった程度のラバーダックコレクターの意見です。
別府であひる競争をやっていることは
前々から知っていたのですが
行こうという気には長年なりませんでした。
どの写真を見ても
羽艶悪すぎない?と思っていて
あひるさんたちの待遇に疑問を抱いておりまして。
ペットとして大事に飼われているあひるの写真は
あひる飼いさんのSNSを通じてたくさん楽しませてもらってきているのですが
ここまで汚れている子は見たことがないな…と思っていました。
家畜として飼われているあひるは
どうしてもそうなるかもしれませんが…
全国にあひるを見世物にしている施設は
そう数は多くはないものの
以前行ったマザー牧場ではそんな感情にはならなかったしな…
状態も悪いと感じたこともなかったし…
あとあひるは足のケガが多い動物です。
段差のない環境で飼育しましょうということは常識だと思っているのですが
思いっきり障害物競走とか言って段差を走らせているでしょう…
以上複数点の疑念を抱いていたので
あまり行きたくないし、紹介もしたくないなと思っていました。
***
ケーブルカーの発着の狭間の時間は準備中になっていました。
でも近くからあひるの声は聞こえていて
柵の向こうの下をのぞいてみました。
…。
この飼育環境大丈夫か…?
柵の上からはこの部分しか確認できませんでしたが。
下の飼育場所からは
木箱に乗せて、
手動のエレベーターのようなもので
あひる選手たちを招集するようです。
出されました。
どうか健やかに生きてほしいものです。
***
ラクテンチは1929年から続く老舗の遊園地。
あひるの競争も40年以上続いていて
親子3世代以上で楽しまれ続けていて
施設としてもそれを売りにしています。
施設としての販促方針に喧嘩を売るつもりはないのですが
九州の人々のノスタルジーというか懐かしい思い出に対して
いちあひる素人がとやかく言うのはどうなんだろう…
と思って、こちらのレポを世に出すのを直前まで悩み続けていました。
ですが
カフェについては紹介しているのに
ラクテンチに対して何の言及もないのも不自然よな…
と思って今回の投稿に至るのでした。
が、私の本音は抑えられなかったという結果でした。すいません。
***
運営しているおじさんには親切にしていただいたことも心が痛む。
飼育環境に対する疑念について
直接質問する勇気は出ませんでした。
あひる競争は家族経営で代々引き継がれているようですね。
少し調べてすぐに見つかりましたが
リンク貼りはやめておきます。
***
ちなみに私の貧弱なインスタ、
海外フォロワーの比率が圧倒的に高いアカウントで
あひるカフェとあひる競争
どちらも紹介したのですが
あひるカフェは大好評でいいねもコメントもすぐについたのですが
競争の方は反応むちゃくちゃ鈍かったです。
海外の方がこのあたりの問題にはシビアな印象ですが
やはり受けはよくなさそうです。
あひる競争以外のあひるたち
ラクテンチには動物もたくさんいます。
鳥さんコーナーにあひるもいました。
寝ていたのでよくわかりませんでしたが
やっぱりこっちの子の方が状態がいい気がする…
まとめ
現地に行っても
長年抱いていた疑念は解消されないままでした。
今度、別の某所で
あひる競争を実施している施設に行く機会ができたので
そこと比較していきたいと思っています。
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